第4話 サイ~ンだよう~
「いい~んだよう~、いい~んだよう~、陰でも陽でもいい~んだよう~♪」
お経のように歌い、左右にゆらゆらゆれる「陰だ陽~ダンス」。
その新たなバージョンをご紹介しましょう。
「3・5・8は聖なる数字」という小林正観さんの言葉があります。
「数字の3と5と8がそろうと不思議なパワーが出るらしい」というものです。
それが口コミで広がり、車のナンバーを「・358」にする人が増え、今では人気ナンバーになったりしています。
自分が358を付けて楽しむのも1つのやり方ですが、もう1つの使い方があります。
それは、358をOKサインとして見るというもの。
たとえば、何かを考えているときや友だちと話しているときに、358を目にしたら、「その考えや話はOKだよ」というサインとして受け取る。そして、これでいいんだよう~ということにして(自ら思って)進む。すると、進みやすくなります。
358だけではありません。目にするものや起きる出来事の中にOKサインを見てとるようにすると、進みやすくなりますよ。
OKサインだけではありません。
思い通りに進まないときも、なんでうまくいかないのと嘆くのではなく、「(今は)そっちじゃないよ」というサインと受け取ってみる。すると、一旦立ち止まったり、進む方向を変えたりすることもしやすくなります。
起きる出来事は何かのサイン。出来事自体には決まった意味はないのですが、「何かのサインかもしれない」という見方をする(意味づけをする)と、何かに気づくかもしれません。うまくいったとかいかないとかで一喜一憂しなくて済むようにもなります。
もちろん、サインにこだわりすぎると身動きがとれなくなってしまうので、何ごとも良い加減が大事ですが。
というわけで、うまくいって(陽)もいかなくて(陰)も、
「いい~んだよう~、いい~んだよう~、陰でも陽でもサイ~ンだよう~♪」
サインを上手に使えると、さいんこう(最幸)ですね。