戦国武将・島津義弘に学ぶ

戦国武将・島津義弘に学ぶ

博多の歴女●白駒妃登美の歴史ヒストリア
うちんTomodachi(私の親友たち)

第二話 戦国武将・島津義弘に学ぶ

「素に敵わない」から「素敵」。
余計なプライドは捨てて、素の自分に正直になりましょう。


今回は、私の大好きな戦国武将・島津義弘をご紹介したいと思います。

朝鮮の陣において数万(一説には20万)の明軍に対して、わずか7千の軍勢で勝利したという伝説を持ち、明軍から「鬼石曼子(グイシーマンズ)(「鬼(おに)島津(しまづ)」という意味)」と怖れられた義弘。その後、関ヶ原の戦いでは西軍に味方し敗者となりましたが、敵中を中央突破して退却するという前代未聞の賭けに打って出て、見事に作戦を成功させるなど、戦国屈指の勇将としてその名を轟(とどろ)かせました。


ところが、彼には意外な一面がありました。
驚くほど筆まめで、妻との間で交わされたラブレターが、今も残っているのです。
朝鮮出陣の折には、国許(くにもと)の鹿児島を発ち、人質として伏見に上ることになった妻に、こんな優しさ溢れる手紙を届けています。
「私の渡海の事なんかより、旅慣れないあなたに何か起こらないか、その事の方が心配です。朝も夜も、あなたの事を思っています。」

ここには、敵を震え上がらせ数々の伝説に彩られた猛将の姿はなく、ただひたすら愛する人を思う、一人の男の姿があるだけです。そのギャップが、何とも言えず「かわいい」と感じるのは、私だけでしょうか。


私は友人と一緒に福岡で結婚相談室をしていますが、とても魅力的なのに、縁遠い人っているんですね。つまり魅力があるだけではモテないのです。
モテる人の共通点は、ギャップがあるということ。ギャップ・・・それは、「魅力×スキ(隙)」で表せるのではないでしょうか。

肩の力をフーッと抜いて自分の欠点を受け容れ、自分を素直に表現すると、そこに「かわいげ」や「スキ」が生まれます。頑張ってるあなたはカッコいいけど、頑張れないあなたもかわいい(*^_^*) 。
さぁ、よけいなプライドは捨てて、素の自分に正直になりましょう。
「素に敵わない」から「素敵」。
今日も笑顔で素敵な一日をお過ごしくださいね♪

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