第四話 エドゥアール・マネ 「鉄道」
エドゥアール・マネ 「鉄道」(1872~1873年) ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵 この作品のタイトルは「鉄道」。でも、描かれているのは、母と子の姿で鉄道はありません。そこが気になってしまう人は多いと思います。 印象派のモネやルノワールの先輩であるエドゥアール・マネは、19世紀の近代化されたパリの都市風景などを描きました。その中で、この「鉄道」は、サン・ラザール駅が舞台で、都市の工業、産 […]
エドゥアール・マネ 「鉄道」(1872~1873年) ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵 この作品のタイトルは「鉄道」。でも、描かれているのは、母と子の姿で鉄道はありません。そこが気になってしまう人は多いと思います。 印象派のモネやルノワールの先輩であるエドゥアール・マネは、19世紀の近代化されたパリの都市風景などを描きました。その中で、この「鉄道」は、サン・ラザール駅が舞台で、都市の工業、産 […]
「アルノルフィーニ夫妻の肖像画」(1434年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵 今回は、北方ルネサンスの画家、ヤン・ファン・エイクの作品から。 「アルノルフィーニ夫妻の肖像」(1434年)は、それまでの宗教画や歴史画とは違い、裕福な市民の様子が描かれています。 この絵には、様々なシンボリズムからの読み解きがありますが、今回は色彩からのメッセージを。 まず目に留まるのは、夫人の衣装の緑色(マラ […]
「黄色い家」(1888年) ファン・ゴッホ美術館所蔵 今年は各地でゴッホの展覧会が開催され、様々な切り口で作品が集められました。ということで、今回はゴッホをテーマにします。 フィンセント・ファン・ゴッホ。37歳の生涯でしたが、作品数は約2000点。その中から一点を選ぶのは迷います。 ゴッホというと何色が印象的?「ひまわり」などから、黄色が一番に浮かぶと思いますが、実際には青とのコントラストで現れる […]
バラを持つマリー・アントワネット(1783年) ヴェルサイユ宮殿美術館所蔵 今回から「色彩と絵画」をテーマに連載を書くことになりました。 色彩の世界に入って変わったことは?と訊かれると、私がまずお話しするのが「色の意味がわかると、絵画の見方が変わった」ということ。私は絵画をはじめとする芸術の専門家ではありませんが、色彩の知識(主に色の意味)から絵画を「観る」「想像する」「考える」おもしろさを、絵画 […]