春 1年目

春 1年目

来た道に感謝。そして次なるステージへの山登りが始まります。

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

4月。生きとし生けるものが成長、節目を迎える時節。新学期、新入学、新入社、新しい部署、仕事など、春の始まりと共に新しいステージの中で活かされ、育まれ、成長していく・・・。

人も動物も植物なども、すべて大自然の摂理、循環の中で生かされているのだと思います。

さて、私達の会社では毎年立春を過ぎてすぐに、恒例の新年度キックオフを行います。

新たな年、ステージを迎えるにあたり、スタッフ全員で過去を振り返り、来た道を感謝、承認し、未来に夢と希望を持ち、もう一度現在地を見直し、少し先を考えた上で、今からやるべきこと、やっていきたいことなどを皆で共有しながら、新体制の元で次なるステージへの山登りを始める・・・。

そういった意味でこのキックオフはとても大切なイベントです。

とりわけ今年のキックオフは、さらに重要な節目になりました。
私達の会社は、現在25年目を迎えていますが、人や会社の成長の節目を12年ひと区切りで考えると、今年は3巡目の1年目に当たります。そしてこの12年を3年刻みで春夏秋冬に分けると、今年は3巡目の春の1年目となります。

遡れば、1巡目の春の一年目は、まだ無名のファイテン商品を広めることに使命を感じ、起業した1992年でした。

今でこそ数多くのトップアスリート達が絶賛し、大人から子供まで、健康に美容にスポーツにと幅広く愛用されるようになったファイテン商品ですが、25年前の春1年目は「何それ」と胡散臭く思われたりしながら、めげそうになる自分を奮い立たせ、

「いつかはきっと、今までになかったジャンル、価値観が浸透して、健康やスポーツで悩む老若男女の人々に日々愛用される商品になるはずだ」そう信じて、1巡目の12年をファイテンと共に歩んできました。

そして2巡目の春1年目は、ファイテン商品を一般に知られるようにするという使命を遂げたからこそ出会うこととなった『竹布』と『ピュアシナジー』とのご縁でした。

それは、大手自然食品販売店のバイヤーをしていた旧知の友人からのSOS的な電話から始まりました。
内容は「ガッツさん、今まで数千点の商品を見てきたけど、最近出会った『竹布』や『ピュアシナジー』という商品はすごく可能性を感じるので、それを引き出して、世に広めてくれませんか。両方の社長を紹介するので、ぜひ力を貸してあげてください」というものでした。

「そこまで言うんだから何かあるんやろ・・・」そう思って両方の社長にお会いし、商品を直接触れたり飲んだりさせていただいたところ、「これは確かに可能性がある。この商品の深さ、心地良さ、効果や作り手の想いや物語などを考えると、もっと伝え方、やり方があるはずや」と直感的に思いました。

この時私は、この2つの商品に、「ストレスと緊張で疲弊し、自然体からかけ離
れている現代人の心と身体を芯から癒し、本来の生命感覚、快感覚を再度目覚めさせる」という天恵や使命のようなものを感じていました。

よくもまぁ、ユニークで個性豊かな商品達に
恵まれてきたものだなぁとつくづく思います。

今に連なる会社の核となる「自然とつながり、自然に生きる」という考え方も、この2つの商品との出会いから湧き上がってきました。

とはいうものの、やはり『竹布』も『ピュアシナジー』も1巡目のファイテン同様、これまでにない新しいカテゴリーの商品でしたので、案の定、2巡目の春1年もやはり苦労しました。

でも『竹布』はその元となる竹の綿(わた)を触ってもらえれば、その柔らかさから製品の優しさ、気持ち良さ、癒され感は容易に想像できます。

竹の不思議な生命力やエネルギーが形を変えて繊維になっているということを伝え続けた結果、「癒しの繊維」として、徐々に口コミで広がっていきました。そして折りからの癒しブームも手伝って、いい感じで一般に知られるようになっていきました。

それは『ピュアシナジー』も同様で、空前のオーガニックブームの波にも乗り、ヒーリングフード、スーパーオーガニックフードとして、1つのブランドが確立されていきました。

さらに、その2巡目の12年の流れの中で、『波動スピーカー』という音の世界から癒しを与える画期的な商品にも巡り合い、私達の会社の成長を支え、彩を添えてくれました。

実はこの商品も起業したての頃に一時期一緒に仕事をしてくれていた人からの紹介でした。

本当に私達は、出会う商品のほとんどが、ご縁やご紹介で集まったものばかりで、振り返るとよくもまぁ、ユニークで個性豊かな商品達に恵まれてきたものだなぁとつくづく思います。

2巡目の最終章に託された私達の使命。
そして3巡目の1年目は…。

そしてその際たるものが、2巡目の12年の最後の方で出来上がったオリジナル商品『ドッグスタンス 鹿肉』というドッグフードです。

この商品は、我が家の2匹の老犬が内臓機能障害で生命の危険にさえ直面した時に、旧知の獣医師さんのアドバイスと処方により、産声をあげた商品でした。

犬の起源である狼が野生の鹿を食べていたということから、ワンちゃんのDNAのスイッチを押し、生命の根源から心身を元気にしてくれるという画期的な発想の元につくられた鹿肉ドッグフードで、ジャンキーなドッグフードを長年食べ続けて人間より過酷な生活習慣病に陥っているワンちゃん達を、あっという間にシャキッと元気にしてしまうと口コミが口コミを呼び、今や私達の会社の中心的な商品ともなっているから本当に不思議です。

まさかワンちゃんの心身をも「自然とつながり、自然と生きる」というコンセプトで健幸にできる商品をつくり、広めることになるとは夢にも思いませんでしたが、これが2巡目の最終章として託された私達の使命だったのですね。

ワンちゃんも大切な家族の一員と考えれば、その健幸と若々しさをサポートさせていただくことは、私達の存在意義をも満たしてくれます。

また、増えすぎた鹿による獣害の対策に一役買っていることにも社会的な評価をいただき、その役割や使命の大きさを改めて実感しています。

そういった1巡目の12年、2巡目の12年を無我夢中で乗り越えてきた今年3巡目の春1年目、とうとう、その集大成ともいえる、常識を覆すような価値観やインパクトのある画期的な技術に出会いました!

さて、ここまでは、社内キックオフの前半のお話。この続きはまたいずれお話しするとしましょう。近いうちにきっと面白いことが起こりそう・・・、そして凄い商品が誕生しそうです。

お楽しみに!(^.^)

Guts

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